はじめに
最近、部屋の整理をした際に、不要な本が結構場所をとっていました。
資源ごみに出そうかと考えましたが、「もし売ったらいくらになるのだろう?」と思い、実際に試してみることにしました。
できるだけ高く、かつ手間をかけずに売るために色々調べたので、その結果をレポートします。
買取方法の選択肢
古本を売る方法にはいくつかの選択肢があります。具体的には下表の3つになるかと思います。
それぞれの特徴等まとめてみました。
買取方法 | 入金スピード | 持ち運びの負担 | 発送の手間 | 価格 |
店舗買取 | ◯ (即時) | ✕ (必要) | ◯ (不要) | ✕ (本は低め傾向) |
宅配買取 | △ (数日~1週間) | ◯ (不要) | △ (まとめて梱包) | △ (店舗型より高め) |
フリマアプリ・オークション | ✕ (売れるまで不明) | ◯ (不要) | ✕ (個々に必要) | ◯ (需要次第で高額売却) |
今回は、手軽さと安定性を重視して宅配買取を選択しました。
その理由は「梱包の手間はあるものの、まとめて売ることで手間を軽減できる」ためです。
宅配買取は、特に大量の本を売る場合に便利ですが、送料や手数料がかかる場合もあります。そのため、買取サービスごとの送料やキャンペーン、買取価格の傾向を事前に調べることが重要だと感じました。

もともと捨てるものではあるので、とにかく楽に処理できるものを選びました。
買取サービスの比較
今回はできるだけ手間をかけずに売りたいと思っていたので、宅配買取の中でも下表の4サービスにしぼりました。
共通点としては、「お試し査定」があることです。
ValueBooks
公式HP
良かった点
- お試し査定の方法が多く、本の量が多くても査定が楽
- 査定後の返送料が無料なので、査定に出したあとに発生する費用はなし
- 自分の本をLibraryとして保存できるので売る前の本の管理、売った本の履歴も一覧できる
(↓HP内の参考画像)

気になった点
- 査定時の送料が無料ではない(クーポン等で無料にすることは可能)

ValueBooksのクーポンはValueBooksで本を買うと大体もらいました。
自分は楽天でよく買っていますがその際、本と一緒に同梱されています。
ブックサプライ

公式HP
ブックサプライの宅配買取サービス
良かった点
- 初回であれば梱包材を10箱まで事前にもらえる
- 漫画のセット買いに対応していて全巻だと買取価格UP
気になった点
- 査定額が2000円を超えないと送料が必要
- 事前査定でキーワード検索ができないので少し面倒

お試し査定額2000円を超えるかどうか微妙なときは迷います…。
梱包材が無料でもらえるのは結構ありがたいところです。
ブックオフオンライン

公式HP
本を売るなら【ブックオフ】公式宅配買取サービス
良かった点
- 送料が査定額にかかわらず無料
- 一度に発送できる箱数が多い(大量の本の場合便利)
- 本以外も一緒に送ってOK ※貴金属やCDは別箱の用意が必要
気になった点
- 書籍の場合、最低10点以上必要

ある程度売りたい本が揃ってから利用しないといけないです
ネットオフ

公式HP
良かった点
- 送料が査定額にかかわらず無料
- 買取額UPキャンペーンが多く、見積もり結果が比較的高くなりやすい
- 新しいものは大幅増額される
気になった点
- 他と比べて送れる箱サイズ・箱数が少ないので大量に送りたい場合は不向き

買取金額UPキャンペーンや対象商品が多くて、買取価格が高くなりそうな印象です。
どんな本を売ったのか?
今回売ることにしたのは以下の本です。
合計27冊
- 業界誌(経済関連、企業情報)
- 技術書(ビジネス書、ソフトウェア関連)
- 専門書(大学の教科書、資格関連)
- 漫画(全巻そろっているもの)
- 小説 (文庫版、ハード版)
- 雑誌









全部の合計だと約5万円なのですが果たしていくらくらいになるのか…
お試し査定による金額比較
各サービスでお試し査定したところ結果は下のようになりました。

単純に全てをおなじところで売ると最低値より327円ほどの差、また最も高く買取をしてくれるところに絞って、いいとこ取りするだと最低値より886円高くなります。
適当に一つに絞って送るより約1000円ほど高く買い取ってもらえるのは驚きました。
この時点では買取金額UPキャンペーンやクーポンによる特典等は入っていないので実際の査定ではさらに高く買い取ってもらえる可能性があります。
それぞれの詳細な結果に関しては下表です。

最新版であることが重要な業界誌や雑誌は値段がつかないことが多い傾向にあります。
それぞれの買取サービスの在庫によって価格が変動しているようなので、事前確認は大事だと感じます。
今回利用する買取サービス
一番高いところに買い取ってもらうのがベストですが、それぞれのサービスで手続きして梱包して発送…となると正直手間です。
今回は高く買い取ってくれる書籍が多い、「バリューブックス 」 ・「ネットオフ 」の2サービスにいい感じに仕分けて買取してもらいました。
それぞれのサイトで登録と集荷日を決めて集荷の手配をかけます。
どちらもダンボールは自前で用意できたので、申請から2日後に集荷依頼をお願いしました。
集荷自体は、伝票の貼り付け等もなく受取に来た宅配業者の方に箱を渡すだけだったのでかなり楽です。
(一箱に無理に詰めすぎると重くなりすぎるので、ある程度分散させたほうが自分にも、宅配業者の方にもやさしいです)
今回申込時に適用したキャンペーン・クーポンは下記です。
どちらも本人確認書類(免許証等)や振込の口座情報を求められるので、申込時は準備しておくと良いと思います。
最終的な買取金額
最終的な合計としては、総合計 1522円となりました。


予定より最終金額は高くなりましたが、キャンペーンでもっていった感じです。
ValueBooksではセット買いされるはずの漫画が買取不可であったり、金額が若干下がる本もありました。(その代わり逆に買取金額UPとなるものも有り)
ネットオフでは買取可能だった本が買取不可であったり、高額買取の小説の値段が下がったりという結果です。
どちらも買取金額UPを狙って、査定後にこちらに確認なしのサービスを使ったため、理由等は確認しても教えてもらえません。
多少買取価格を下げてでも、結果を確認したい場合は、査定後の自動承認はオフにしたほうがいいです。
ちなみに、下はそれぞれのサービスの買取結果です。
ValueBooksは全部の値段を記載していますが、ネットオフは値段がつかないものはまとめて表示になっています。
(ネットオフに確認したところ、自動承認の場合は確認不可とのことです)



捨てるよりは全然いいですが、楽しんだ本が1割以下の値段になってるのは切なくなります…。
まとめ
- 捨てる予定の本も宅配買取サービスを使えば、楽に売却可能
- ある程度、自分で事前査定して高く買い取ってくれるところを探すと買取金額UPできるかも
- キャンペーンやクーポンを使うとかなり買取金額UP

想像よりも楽に対応できたので、今後も不要な本がたまったときは利用したいと思います。